折りたたみタイプのポメラの弱点、キーボードのヒンジ部分が折れて修理した方法を書いています。
折りたたみタイプのポメラはキーボードのヒンジが弱点です。
でも、せっかく譲っていただいたばかりポメラ、これで退役としてはシャアモデルの名がすたります。
ここが折れると、キーボードの展開時が安定しません。
幸いにして、折れたパーツを紛失せずに使えましたので、これをどう治すか。
ひとまず、金属製のピンを本体から抜き、外れたパーツに差し込みます。
ギザギザの方が外れたパーツ側、ツルツル側が本体の穴に入る状態が通常です。
折れた部分の接着には瞬間接着剤を塗布してみましたが、ポメラを分解せずにパーツ同士を密着させるのは隙間が狭すぎて圧着が困難でした。
今回の修理では2本のピンを抜くいて、分解してパーツ同士を合体させやすくする。
キーボードの裏を見ると、外してくれ~といっているようねネジが6本ありましたので外してみましたが、このネジを外してもキーボードパネルが取れるだけで今回の修理には関係ありませんでした。
要は右のパンタグラフ部分を外さないとフリーにならないことがわかりました。
完全にこの工程は不要でした。
このピンを抜きます。
キーボード手間と奥側の2個のピンを抜きます。
マイナス精密ドライバーで本体とパンタグラフみたいな薄い金属プレートの間を、じわっと隙間を広げる感じです。
1mmほど隙間ができたら、ラジオペンチでピンの頭をくわえて、ゆっくり、じわっと、そっと、抜きます。
ピン先のギザギザで本体に固定されているのがわかりました。
元に戻す際にネジ止め剤か接着剤かを使おうかと思ったのですが、再度分解することが困難になるのでやめておきました。
手前と奥の2本のピンを抜くと、パンタグラフパーツがキーボードから離れて自由になります。
折れた部品に瞬間接着剤を付けて、無理やり押さえつけました。
3分間、このまま固定しました。
この際に使った接着剤はこちらです。
100円均一キャンドゥの瞬間接着剤。
強度を増すためにLED・UVレジンを使いました。
今回の件とは関係なく、以前から気になっていたUVレジンを購入しました。
UVライトを照射すると固まるレジンの液体と、UVライトを100円ショップのキャンドゥで購入しました。
UVライトがモバイルバッテリーにつなぐLEDタイプだったので、レジンもLED対応のものを選びました。
レジン液を適量、接合部に乗せてUVライトを4分間照射しました。
固まったのでキーボードのパンタグラフのピンをもとに戻し、表も同様に処置しました。
しっかりと完全に固まり、開閉時も接着部が外れることはなくなりましたが、レジン液塗布の量が多すぎてしまいました。
キーボードの枠に盛り上がりすぎていて、しっかり閉じる事ができなくなったので、カッターで削りました。
だいぶ平らになったので、これでしっかりとキーボードを閉じることが出来るようになりました。
直した翌日に記事を書いています。
現状、見た目はアレな仕上がりですが、使用において不安要素は感じません。
普通に使えるようになったので一安心しています。
僕は横着してキーボード支え用のプレートを使っていませんでしたが、これも破損の要因になりそうです。
今後は引き出して使おうと思いました。
ポメラの僕なりの修理手順は以上です。
これでポメラの活用が続けられます。
むねGさん、大丈夫でしたよ!ご安心を(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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