先日のテレビ番組「世界まる見えテレビ特捜部」で、わざわざ字幕入りで「co2ボンベ」と表記がありました。
この番組を見たことがあるのならおわかりでしょうが、用途としてはお笑い芸人、最近はアナウンサーに噴射してお笑いを得るという流れです。面白いかどうかは別として。
まあ、それは良いとして。
co2って炭酸ガス=二酸化炭素=温暖化ガスのイメージがありませんか?
ありますよね。
僕としてはco2削減が叫ばれる世の中で、co2を大気に噴出する演出が必要とは思えずに多少お怒りモードでした。
でも、少しネットで調べると自分の思い込みと無知が露呈しました。
「co2ボンベの中身と温暖化」で検索してみます。
こちらのサイトがトップに表示されました。
読めばわかりますが、ざっくり解説します。
co2ボンベの中身は間違いなく温暖化ガスと言われる炭酸ガスです。
ただし、わざわざ作り出しているのではなく、石油化学・石油精製などなどから生まれる余計なガスを回収して、液化して詰めているのでした。
製品の製造時に、なにもしなければそのまま大気に放出される二酸化炭素を、一旦回収して製品化し市場に供給しているのです。
つまりco2ボンベからガスを放出したとしても、元々はそのまま大気に流れていたガスのはずなので、実際に大気中のco2が増えるという意味ではないとわかりました。
とはいえ、用途はできるだけ厳選したほうが嬉しいなとも思いました。
バラエティだからだめということではなく、その必要性があるのか、安易に使っていないかという点は気になりました。
もちろん捨てずに使い経済を回している点もありますから、否定するまでには至りません。
ただ、気遣いがあるかどうかが大切な気がします。
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